第8回:【粉砕】特養No.2から、朝4時起きの「烏骨鶏使い」へ異動!? 🚜

皆さん、こんにちは!✨
20代で特養の管理部長という大役を任され、仕事が楽しくて仕方がなかった私。まさに「全能感」に浸っていた頃、法人内でグループ会社を設立することになり、思いもよらない辞令が下ります。

「新会社の障害者施設の立て直しに行ってくれ。」

青天の霹靂でした。特養でのキャリアを積み上げ、部下もたくさんいた環境を離れる理由が見当たりません。しかし、「キャリアを広げるため」と自分に言い聞かせ、複雑な想いで新天地へと向かいました。そこに待っていたのは、スーツ姿の部長職とは程遠い、泥だらけの毎日でした。😭

1. プライドがズタズタになった「ビニールハウス」

障害者の就労支援事業(就労B)で、新たに「農業」を立ち上げることになったのです。私の仕事は、管理業務……ではなく、ガチの農作業から始まりました。

    朝4時起き: 眠い目をこすり、5時にはビニールハウスへ直行。

    長靴とエプロン: 特養のNo.2だった男が、泥にまみれて水耕栽培の管理。

    烏骨鶏(うこっけい)の捕獲: 逃げ出す烏骨鶏を必死に追いかけ、卵を回収。

    喫茶店での販売: 回収した卵を、自ら喫茶店に持ち込んで販売交渉。

💭 当時の本音レベル:絶望
「俺、何やってるんだろう……。つい先日まで施設の経営を語っていたのに、今は長靴で鶏を追いかけてる。この仕事に何の意味があるんだ?」

2. ストレスの先に見えた「原点」

当時は自分のプライドが邪魔をして、毎日が強烈なストレスでした。しかし、この「現場の立て直し」を障害のある方々と一緒に行う中で、私は今の自分の原点となる大切なことに気づかされました。

「立場なんて関係ない。泥にまみれて一緒に汗を流さない限り、人の心は動かせない」

烏骨鶏の卵が売れた時の喜び、野菜が育った時の達成感。それを利用者さんと共有する日々は、実は何物にも代えがたい貴重な経験でした。この泥臭い経験があったからこそ、私は今、障害者相談の仕事に自信を持って向き合えているのです。✨

💡 今日のマネジメント教訓

「肩書き」を脱ぎ捨てた自分に、何が残るか?

リーダーの皆さん、役職や権限という「鎧」がない状態で、部下や周囲から信頼される自信はありますか?

人は役職についてくるのではありません。その役職を脱ぎ捨て、一緒に泥をかぶれる「人間性」についてくるのです。

不本意な異動や環境の変化は、自分のプライドを「脱皮」させるチャンス。現場の泥臭さを知っているリーダーこそが、本当に強い組織を作ることができます。
時には長靴を履いて、現場の「卵」を一緒に探しましょう!

🚀 次回予告
【暗黒編】マネジメントの壁にぶち当たった、児童養護施設の立ち上げ。
「正しさが人を傷つける」ことを知った、最も辛い時期の話。