皆さん、こんにちは!✨
半年間、休みなしの立ち上げ戦場を走り抜けていた私ですが、現場が少しずつ落ち着き始めた頃、一つの「闇」が浮き彫りになりました。
それは、同じフロアーで働くある職員による、利用者さんへの不適切な関わりでした。
忙しさを理由に、介護の基本である「心」が置き去りにされていたのです。😱
1. 「トイレにも連れて行ってもらえない」
ある日、一人の男性利用者さんから、震える声で相談を受けました。
「特定の職員が夜勤の時は、怖くて何も頼めないんだ。トイレに行きたいと言っても無視される。何か頼むと、ものすごい勢いで罵倒されるんだよ…」
その利用者さんは、私が夜勤に入ると「今日はあなたがいてくれるから安心だ」と、安堵の表情を見せてくれました。しかし、私がいない日は、また恐怖に怯える日々が続く。そんな報告が何度も続くようになりました。
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心理的な拒絶: 忙しいフリをしてナースコールを無視する。
心ない言葉: 「なんでこんなこともできないの」という罵倒。
現場の空気: 周りの職員も、軋轢(あつれき)を恐れて見て見ぬふり。
「立ち上げの大変さは分かる。でも、俺たちが作ろうとした『最高の施設』って、こんな場所だったのか? 利用者さんを怖がらせてまで守るべき『同僚のメンツ』なんて、1ミリも必要ない!」
2. 一社員としての「問題提起」、そして一蹴
私は、一社員という立場でありながら、その職員に直接話をすることに決めました。
「利用者さんがこう言っています。今の対応は改めてほしい」
しかし、返ってきたのは、予想通りの冷たい一蹴でした。
「忙しい現場を知らないからそんなことが言えるんだ」「あんたに指図される筋合いはない」。
悔しかったです。本当に、悔しかった。
自分の力のなさを呪いました。当時は管理者でもリーダーでもありません。現場のバランスを崩す「厄介なやつ」だと思われていたかもしれません。
けれど、今振り返れば、あの時ぶつかったことは決して無駄ではありませんでした。私の「声」は、その場では一蹴されても、確実に現場への抑止力になっていたのです。そしてこの経験が、私を「一介護職員」から「管理者・相談員」へと押し上げる、大きな原動力となりました。👊
💡 今日のマネジメント教訓
リーダーや同僚の皆さん、職場の空気を壊したくないあまり、誰かの不適切な言動を「スルー」していませんか?
現場の小さな違和感を無視することは、結果として被害を受けている利用者さんや、真面目に働く他のスタッフへの裏切りです。
たとえその場で解決しなくても、誰かが「それはおかしい」と声を上げ続けること自体が、組織の腐敗を止める「抑止力」になります。
事なかれ主義を捨て、勇気ある声を評価する文化こそが、真の安心・安全な現場を作ります。