外国人スタッフの採用には、大きく分けて2つの方法があります。現在国内にいる特定技能実習生を採用するか、それとも母国から新規で採用するか、それぞれにメリット・デメリットがあります。
1. 国内採用(特定技能実習生の採用)
メリット:
- 即戦力となるため、すぐに現場で活躍できる。
- 初期費用が新規採用よりも安い(ビザ取得や渡航費が不要)。
デメリット:
- 転職を経験しているため、転職リスクが高い。
- 前の職場の文化や価値観を持ち続けていることが多く、価値観の転換が容易ではない。
- 厚生年金の脱退一時金の適用対象となるため、特定技能移行後2年で帰国するケースが増えている。
- 技能実習生から特定技能へ移行する外国人が増えた結果、2年後に帰国する可能性が高まり、長期雇用の確保が難しい。
2. 母国からの新規採用
メリット:
- 日本人でいう新卒採用のような形なので、自社の文化や価値観に染めやすい。
- 転職リスクが低く、長期的な雇用が期待できる。
デメリット:
- 初期費用が国内採用よりも高くなる(ビザ取得費、渡航費、研修費など)。
- 独り立ちまでに時間がかかるため、教育・サポートが必要。
まとめ
国内採用は初期費用が抑えられ即戦力になるメリットがあるものの、厚生年金の脱退一時金の適用による早期帰国リスクが大きな課題となっています。一方で、新規採用は初期費用が高いものの、転職リスクが低く、長期的な雇用が期待できます。
中長期的な視点で考えると、新規で採用したほうがメリットが大きいと言えるでしょう。