面接での観察ポイント:回答だけでなく所作もチェック

介護の仕事では、コミュニケーション能力だけでなく、落ち着きや礼儀正しさも重要です。そのため、面接では応募者の回答内容だけでなく、所作や態度も慎重に観察しています。

1. 待ち時間の態度

面接室に入る前の待ち時間も重要なチェックポイントです。

  • スマートフォンをずっと見ていないか
  • 落ち着いて待機しているか
  • 他の候補者やスタッフと適切に挨拶を交わしているか

このような行動から、応募者の基本的なマナーや協調性を確認できます。

2. 面接中の所作

面接中の動作は、応募者の落ち着きや誠実さを示す重要な要素です。

  • 足を貧乏ゆすりしていないか → 落ち着きがない印象を与えやすい。
  • 腕を組んでいないか → 防御的な姿勢に見えることがある。
  • 目をしっかり合わせて話せるか → 自信や誠実さを感じさせる。
  • 相槌を適切に打っているか → 積極的なコミュニケーション姿勢を確認。

3. 退室時の態度

面接が終わった後の態度も大切です。

  • きちんとお礼を言えるか
  • 最後まで丁寧な所作ができているか
  • 慌ただしく退室せず、落ち着いた動作ができるか

介護の現場では、利用者様との信頼関係が何よりも重要です。だからこそ、応募者の態度や振る舞いから、人柄や適性をしっかりと見極めることが必要になります。